最高のギャンブルシティガイド

ここ数年、フィリピンやシンガポールといった国や都市が「カジノに最適な場所」の座を競っています。ここでは、今年注目の都市をいくつかを見てみることにしましょう。旅行を計画していない方でも、テーブルゲームやスロットを試してみたくなると思います。

さあ、準備はできましたか?

シンガポールはもう何年もカジノ都市として人気を集めています。賭博に関する新たな法令の下、21歳以上の観光客は、シンガポールに6か所あるリゾートスポットのいずれにも入場することができるようになりました。シンガポールのカジノは、マリーナベイ・サンズとリゾート・ワールド・セントーサという、2つの大型IRのみに限定されています。マリーナベイ・サンズは2010年にオープンし、約700台のテーブルゲームと2,000台以上のビデオゲームを備えた、16万平方メートルの巨大なIRです。リゾート・ワールド・セントーサは、カジノだけでなく、博物館や遊園地、水族館を備えています。

最高のギャンブル都市とは?

アメリカ・ラスベガス

シンガポールやマカオといった競合地も頑張っていますが、世界中からカジノプレイヤーが集まるホリデースポットとしてのラスベガスの人気は、今でも衰えていません。近年、有名なラスベガス・ストリップは驚異的な成長を遂げています。21世紀に入って間もなく、「アリア」や「コスモポリタン」といったカジノホテルが登場し、「ビルズ ギャンブリン ホール」といった昔ながらのカジノも復元され、再オープンしています。カジノは、ラスベガスのダウンタウンのフリーモント・ストリートとその周辺で発祥しました。ストリップ沿いの「ベラージオ」や「シーザーズ・パレス」の灯りを逃れた観光客によって、この街は再生し、活性化するようになりました。

フィリピン・マニラ

アジア最高のカジノを探そうと思ったら、マニラで見つけられるかもしれません。リゾートワールドは、2009年に「リゾートワールド マニラ」をオープンしました。パイゴウ、バカラ、カリビアンスタッド、クラップスなどのゲームが楽しめる場所として、観光客に大人気です。最近の統合型リゾートの中でも、マニラは傑出しています。「シティ オブ ドリームス マニラ」は、ハイエンドの企業、レストラン、スパ、そして洗練され遊び心たっぷりのカジノをうまく組み合わせたIRです。これは他のアジアのカジノにも見られることですが、地元のプレイヤーも観光客も、カードゲームが大好きです。マニラのカジノのほとんどで、スリーカードポーカー、バカラ、ポンツーン、ルナポーカー、ブラックジャックがプレイ可能です。

中国・マカオ

マカオは世界で最もカジノが集中している都市の1つです。この半島には40軒以上のカジノがあり、世界中のさまざまな国際カジノチェーンが出店しています。「MGMマカオ」には350台近くのテーブルゲームと1,000台以上のビデオスロットがあります。また、マカオには、サンズやウィンといったアメリカ大手ブランドのカジノもあります。ラスベガス・ストリップへのアジア版とも言えるのがコタイ・ストリップで、この通り沿いに地域最高級のリゾートが何軒も店を構えています。2014年にオープンした「シティ オブ ドリームス マカオ」では、ハリウッドをテーマにしたカジノゲームが毎日開催されています。現在、マカオのリゾートの多くが、中国政府の脅威にさらされている家族連れを顧客として狙っています。「シティ オブ ドリームス」のようなリゾートでは、今では子供に優しいセクションを併設するようになりました。

アメリカ・アトランティックシティ

アトランティックシティは、ラスベガスのアメリカ東海岸版として知られる都市です。「トランプ・タージマハル」の閉鎖は打撃でしたが、アトランティックシティが今でもアメリカ有数のカジノ都市であることに変わりはありません。2013年にニュージャージー州はオンラインカジノを合法化し、アトランティックシティでも大型カジノ数件が独自のオンラインポーカーサイトを持つようになりました。アトランティックシティには、2019年の段階で12軒以上のカジノがあります。「トロピカーナ」といった大型カジノには、スロットやジャックポットのほか、地元名物「アトランティックシティ・ブラックジャック」といったゲームが何千台と揃っています。