指月庵(しげつあん)

指月庵(しげつあん)

指月庵

残念ながら、現在では一般公開されていません。

指月庵は、かつて温泉寺(諏訪藩菩提寺)の隠寮として保存されていたものです。
建物については、温泉寺第九世天眼智弁の書留「隠寮託録」の中に、寺領であったこの地に、寛政5年(1793年)2月に隠居所を普請し、その年の6月棟上げされたと記されています。
以来、諏訪藩主、菩提寺である温泉寺墓参りの折に、ここを休憩所として使用されたといわれています。
その後、明治34年までは温泉寺の所有でしたが、人手に渡り、のち大正6年に片倉家の所有となりました。
庭園については、その中心となる石組が250〜300年前、江戸時代初期から中期に作られたものと推定され、当初は、温泉寺を借景として座敷より眺める座視観賞式庭園であったと思われます。
庭園内には、「嘉永二年三月吉日」と刻まれた「解脱門」という石門があり、かつて藩主が温泉寺参道前からこの門をくぐり、隠寮へ入られたと伝えられる由緒ある石門です。
現在の建物は当時の柱、梁等の一部をそのまま利用し江戸時代の建築様式を取り入れ、再建されたものです。

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指月庵

指月庵外観

かつて温泉寺(諏訪藩菩提寺)の隠寮として保存されていたもの。

江戸時代寛政年間に造られた温泉寺の陰寮。
庭園も同時期の作庭と見られ、当時は建物から見る座視鑑賞式、小池泉庭園であったといわれていますが、現在は改修して、池泉鑑賞式兼廻遊式となっています。
現在は一般公開しておりません。 ※お問い合わせ先:諏訪市観光協会 0266-52-4141

住所諏訪市湯の脇1-9-1
電話0266-52-4141